フクロモモンガの生態

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フクロモモンガはフクロモモンガ科フクロモモンガ属の哺乳類で カンガルーと同じ有袋類です。

メスはお腹に袋を持ち、育児嚢で子育てします。

また、げっ歯類より、とても良く人に馴れます。


体長12cm~16cm前後(尻尾を含めると24~28cm位) 体重90~150g。
寿命は飼育下で7~12年。

オスは唾液や臭腺でマーキングします。

額や胸ほかに臭腺があり、成熟するとオスのみ
おデコや胸部の一部にハゲが出来ます。


フクロモモンガは夜行性で群れでコミュニティを作り生活する動物です。

飼育下の場合、飼い主が群れの一員です。

そのため、毎日相手をする時間や一緒に遊ぶ時間を作って下さい。

1匹での飼育も可能ですが、遊ぶ時間を作れない場合には
2匹以上で飼う事をお薦めします。


繁殖する場合、オス・メスのペア、
繁殖しなければメス同士か、オス同士での飼育となります。


「匂い」で人を覚えるため、馴れるまで威嚇する子や噛んでしまう子もいますが

次第に匂いを覚え人にも馴れてきます。

匂いを覚えるよう、ケージ内に自分の匂いのついた洋服を入れてあげたり
また、ポーチにフクモモを入れ首から、ぶら下げたりして馴らします。


馴れるまでは、無理に触ったり捕まえたりせず様子を見ます。
少しはやむを得ませんが

無理に触ったりすると「手や人は怖いものだ」と思ってしまいます。


鳴き声

嬉しいとき、呼んでいるときなど、さまざまな鳴き方をします。

ジコジコジコ(ギコギコ)・・・警戒、威嚇など

プププ、ククク、プクプク・・・嬉しいとき、満足しているときなど ・・・などがあります。



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